『紙チケット』販売の方針固める 10月から全国のコンビニなどで 「日時予約なし」のものも検討 万博

大阪・関西万博の入場チケットについて、博覧会協会が、10月から紙のチケットを販売する方針を固めたことがわかりました。

万博の前売り入場券は、現在、専用サイトから購入できる電子チケットのみですが、「購入の手続きが複雑だ」などという声が上がっていて、大阪府の吉村知事は、「紙でも販売すべき」との認識を示していました。

こうした意見を受け、関係者によると、博覧会協会は、10月から紙のチケットを販売する方針を固めたということです。

紙のチケットは、全国のコンビニエンスストアなどで販売され、来場日時の予約ができるものや、予約なしで入場できるものも検討されているということです。

【大阪府・吉村洋文知事】「あんまりネットで予約するのが得意でない方、とりわけ高齢の方だったり、そういう方がチケットを持って、チケットを握りしめてそのまま万博会場に入場できるようなやりかたっていうのは、重要だと思います」

紙のチケットの導入は、27日行われる、博覧会協会の理事会で協議される予定です。

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