秋田の「新スタジアム」建設候補地 秋田市が「八橋も検討」とクラブと県に提案

秋田朝日放送

建設場所をどこにするかで混迷している秋田の新スタジアム問題です。秋田市は八橋運動公園も建設場所の候補地として検討したいとクラブと県に対し提案しました。

ブラウブリッツ秋田の本拠地ともなる新スタジアムの整備を検討する26日の協議会にはクラブや県、秋田市の担当者が出席しました。2024年2回目の開催となった協議会では新スタジアムの建設場所について、秋田市側から「八橋運動公園も候補地として検討したい」と提案があり、県は提案を持ち帰り、クラブ側は提案を了承しました。

ブラウブリッツ秋田 岩瀬浩介社長:「(卸売市場の余剰地で)2030年の着工という形で一つ置いておきながら他でもっと短縮できる場所を探すということも検討していこうと。どこであってもこの街にとってより良いものはできるのではないかと思っている」

4日後までにJリーグへ提出するクラブライセンスの申請では、建設場所は外旭川で提出する考えです。

ブラウブリッツ秋田 岩瀬浩介社長:「きょうの議論でこういった(八橋も候補地にしたいという)依頼を正式に頂いたという進捗の状況は随時(Jリーグに)お伝えしていく。60チーム中一番厳しい状況ではないかと思う」

クラブと県、それに秋田市の3者はクラブライセンスが交付されないことは何としても避けたい考えで、7月以降も開催する協議会の進捗状況はその都度Jリーグに伝える予定です。

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