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20年ぶりとなる新しい紙幣の発行に向け、県内でも券売機の更新などの対応が着々と進められています。
二本松市のラーメン店「若武者本店」では先週、券売機を新しい紙幣に対応させる作業が終わりました。
2024年1月には業者に依頼していましたが、部品の手配に時間がかかり、新紙幣発行まで1ヵ月を切ってようやく対応できました。
店長の佐藤武史さんは「20年に1度っていうタイミングですよね。やっぱり対応していかないと、お客さんのニーズにも対応できないのかなと思います。」と話します。
県内外のグループ店7店舗でも、券売機の部品交換やプログラムの更新が必要で、150万円ほどの費用がかかりました。
券売機をやめてレジ方式に切り替える選択肢もありましたが、佐藤店長は「飲食業界は人手不足でなかなか募集をかけても集まらない状況です。レジ方式では提供時間がかかってしまうということで、お客様に迷惑をかけないようにっていうことです。」と理由を教えてくれました。
食材や光熱費の高騰を受け、5月に値上げに踏み切ったばかりですが、今回の負担で更なる値上げも検討せざるを得ないのが現状です。
佐藤店長は「もしかしたら今後、さらに値段を変えて行かなくちゃいけないという状況になったときは、価格改定の方はさせていただきたいなと思っています。」と話していました。