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古代から重要な交易ルートとして栄えたシルクロード。東洋と西洋の文化が融合し生まれた名品などを一堂に集めた展覧会が、愛媛県松山市の県美術館で開かれています。
「世界遺産大シルクロード展」には、唐の時代の名品を中心に中国の国宝にあたる「一級文物」44点など、約200点が展示されています。
このうち「六花形脚付杯」は、西洋のワイングラスのような器に貴族が馬に乗って狩りに出かける様子や、中国の伝統的な模様とされる魚の絵が彫刻され、東洋と西洋の文化の融合が刻まれています。
またかつてシルクロードを往来した人たちの共通語「ソグド語」で書かれた年賀状など、当時の歴史や文化に触れることができ、訪れた人は興味深そうに見入っていました。
愛媛県美術館・岩本成美学芸員:
「金銀の宝飾品とか仏教に関する美術品もあります。様々な面からシルクロードで育まれた文化の足跡を見ていただけると思うので、それが見どころと思います」
「世界遺産大シルクロード展」は9月1日まで開かれています。
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