利用客の80代姉妹から約2000万円着服か 介護施設元社長逮捕 財産管理するとウソ、自宅の売却も

介護施設を利用する80代の姉妹から約2000万円を着服するなどしたとして、運営会社の元社長の男が逮捕されました。姉妹は、自宅も売却させられていたということです。

業務上横領などの疑いで逮捕されたのは、大阪市鶴見区の介護施設を経営していた西影由貴容疑者です。

西影容疑者は、2023年7月までの約2年間に、施設を利用していた80代の姉妹に対し、財産を管理するとウソをつき、通帳やクレジットカードなどを預かり、現金約2000万円をATMから引き出して着服するなどした疑いが持たれています。

西影容疑者は、姉妹の口座の預金額を増やすため、生命保険を解約させるなどしていたということです。

調べに対し、西影容疑者は「金の引き出しをお願いされてやった」などと容疑を一部否認していますが、他にも自宅を売却させ現金約800万円を得ていて、警察は余罪があるとみて調べています。

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