「声かけ」で特殊詐欺未然に防ぐ 浜田市のコンビニ店長らに感謝状(島根)

電子マネーを使った特殊詐欺の被害を未然に防いだとして、浜田市のコンビニ2店舗に感謝状が贈られました。

浜田警察署の竹村署長から感謝状が贈られたのは、セブンイレブン浜田周布店と、浜田相生町店のオーナーや店長など3人です。

相生町店の店長は今年2月、10万円分の電子マネーを購入しようとした高齢男性に購入の理由を確認したところ、「さっきも買ったけど、カードが使えなかったのでもう一度買いにきた」と説明されたため、不審に思い、警察に通報して詐欺被害を未然に防ぎました。

また、周布店でも今年2月、電子マネーを購入しようとした高齢女性に、従業員3人が連携して声掛けをしたことで、詐欺被害を水際で食い止めました。

セブンイレブン浜田相生町店 湯淺綾店長:
「電子マネーが高額だったので気になって声をかけた」

セブンイレブン浜田周布店 佐々木和子オーナー:
「高齢女性はとにかく急いでいた。まず落ち着いてもらい、警察に連絡した」

浜田市内では今年に入り、先月末の時点で特殊詐欺が3件発生し、被害金額は約1600万円に上っていて、警察は「不審な点があれば家族や警察に相談してほしい」と注意喚起しています。

© 山陰中央テレビ