「指揮官の理想的なプレシーズンを台無しにする」スペイン大手紙がソシエダ2度目の来日決定に言及。過密日程を懸念「1万キロを超える長旅になる」

6月25日、ガンバ大阪が7月25日にパナソニックスタジアム吹田で久保建英が所属するレアル・ソシエダとプレシーズンマッチを行なうと発表した。

ソシエダは2023-24シーズン終了直後の5月末にも、国立競技場で東京ヴェルディとの親善試合を実施。2か月の間に2度目の来日となる。

これを受けてスペイン紙『MARCA』は、「イマノル(・アルグアシル)監督の理想的なプレシーズンを台無しにする日本での親善試合だ」と報じている。

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「ラ・レアルは、プレシーズンを7月11日に開始し、その後アラベス、トゥールーズ、オサスナ、レンヌ、ウニオン・ベルリンとのトレーニングマッチ5試合を行なうことをすでに発表している。20日、27日、31日と8月3日、9日だ。指揮官は昨夏の北米ツアーのような長期旅行が無いことを喜んでいたが、その日程が変更された」

また別の記事では、過密日程を懸念。「実際のところ、ガンバ大阪が発表したイベントは1試合のみだが、地元で準備を始めて間もなく、1万キロを超える長旅になる。またその遠征には、6月まで日本での代表戦に出場していた久保建英も組み込まれている可能性が高い」と伝えている。

ソシエダにとってはこの夏、かなりのハードスケジュールとなりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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