路線バスの自動運転めざす 宮崎交通が地域公共交通リ・デザインに向けた連携協定

バスの路線の維持・充実へ自動運転の可能性を探ろうと、宮崎交通はNTT西日本グループと連携協定を結びました。

路線バスの自動運転に向けて協定を結んだのは、宮崎交通とNTT西日本宮崎支店、NTTビジネスソリューションズです。
3社は人口減少が進む中で地域の公共交通を維持・充実させ、運転手不足にも対応しようと連携します。
国交省などの補助金を活用して2027年3月まで路線バスの自動運転に向け、技術の検証や人材育成に取り組みます。

(宮崎交通 高橋社長)
「NTTさんのデジタル分野の技術・ノウハウは我々が全く持っていないところ、宮崎の将来のために活躍できる連携協定に発展させていければと思います。」

3社は、宮崎県内の自治体と取り組みを進め、西都市で自動運転の実証事業を年内にスタート。オペレーターが危険回避など簡単な操作を担うだけで走行できるよう目指します。

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