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2023年の夏から1年近く休診が続いている竹田市のこども診療所について、市議会は2024年度内に再開するよう求める決議案を市に提出しました。
熊野忠政議員
「竹田市立こども診療所の年度内における早期の再開を強く求めるため、本委員会で決議案を提出することを決定いたしました」
6月定例議会最終日の26日、社会文教常任委員会が市に適宜情報を開示することと、年度内の再開を求める決議案を上程し賛成多数で可決されました。
竹田市内唯一の市立こども診療所はこれまで診療にあたっていた医師が2023年7月に入院したため休診し、1年近くたった今も再開が出来ていません。
市は5月27日弁護士ら3人の専門家で構成する検討委員会を設置し運営体制や働き方などについて協議しています。
議会閉会後、佐藤美樹議長が土居昌弘市長に決議案を手渡しました。
佐藤美樹 議長
「あらゆる手段・策を講じてどうにか診療再開に向け市の努力を求めたいというところが今回文面に含まれている。まず医師本人と市側がしっかり話し合うこと。そこからしか再開のめどは立たないと思っている」
土居昌弘 竹田市長
「これは対 人との問題。一方的にこちらが進めていくことではない。その辺も考慮しながら2024年度いっぱい(での再開)目指して頑張っていきたい」
竹田市によりますと、診療所の医師に復帰したい気持ちはあるものの、退院後はリハビリも必要になるため再開時期のめどは立っていないということです。