【新人刑務官】研修成果を披露する<査閲式> 東北各地の刑務所で本格任務に就くのを前に(仙台市)

この春採用された刑務官が、東北各地の刑務所で本格的な任務に就くのを前に、26日 2か月あまりの研修の成果を披露した。

26日午後、仙台市若林区古城にある法務省の矯正研修所では、4月に採用された刑務官58人が研修での成果を披露する査閲式にのぞんだ。

刑務官は、受刑者の生活や職業訓練の指導を行い社会復帰をサポートするのが大きな役割だ。

研修を終えた刑務官

「被収容者の人権について、一般の方々と同じ人権があるということ。人権を十分大事にして、法に則った合理的な範囲で処遇していくことを、やっていきたいと思います」

査閲式では、刑務所での暴動発生を想定し、盾を使った訓練も披露された。

新任の刑務官は、7月から東北6県の刑務所などで本格的な任務にあたる。

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