「ショーヘイ! 踏んでないぞ」大谷翔平、24号でベンチが大騒ぎ 異例ずくめの“珍事”発生の瞬間

【MLB】ホワイトソックス3-4ドジャース(6月25日・日本時間26日/シカゴ)

ドジャースの大谷翔平投手がホワイトソックス戦に「1番・DH」でスタメン出場。第1打席で2試合ぶりとなる24号先制アーチを放ったが、ベースを踏み忘れてしまったのか…二塁に向かっている最中に急遽Uターン。一塁ベースに戻って踏み直す珍事が発生した。その際、ドジャースベンチも大慌て、一塁ベース方面を指さし「ショーヘイ、踏んでないぞ!」とでも言わんばかりに大声をあげる様子をカメラが捉えていた。

【映像】大谷翔平、24号直後にベンチが大慌ての瞬間

大谷にとってホワイトソックス先発のフレクセンはこれまで18打数3安打の打率.167、2021年に1本塁打を放ってはいるが決して相性が良いとは言い難い相手。しかしこのところの大谷は絶好調。相性が悪い相手からでも打ってしまうのが大谷の6月だ。

カウント2-2からの5球目、72.9マイル(約117.3キロ)のカーブを振り抜くと打球は右中間スタンドのフェンス際へ。相手ライトが懸命にジャンピングキャッチを試みたが、打球はグラブに当たりながらもギリギリのところでキャッチを免れスタンドインするホームランとなった。

大谷の放つ1発はその打球速度の速さにも注目が集まるが、この1発の打球速度は93.8マイル(約150.9キロ)と今季“最遅”。大谷もあまり手ごたえを感じられなかったのか直前までバットを持ったまま半信半疑でベースを踏み忘れてしまったようで、一塁を回ったところでドジャースベンチも大慌て。一塁方面を指さして「ショーヘイ、踏んでないぞ!」というように大慌てする様子を現地カメラが捉えていた。

その後、ベースを踏み忘れてしまったことに気づいた大谷が、一塁ベースを踏み直しに戻る珍しい一幕が発生した。これには日本のSNS上でも「危ねえ(笑)」「届くか怪しくてボールをみすぎたんですかね」「気付いて良かった」「こういうとこがまた惹かれるw」「可愛いw」など、まさかの珍事に注目が集まっていた。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

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