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子どもたちに「ものづくり」への関心を持ってもらいたい。
諏訪地域でプラモデルなどを製造販売する会社が7月から工場見学をスタートします。
諏訪市の公認宣伝キャラクター「諏訪姫」のフィギュアに。
80分の1の大きさの電車。
日本100名城に選定され「諏訪の浮城」と呼ばれる高島城にこちらは200分の1の大きさになった国宝松本城。
本物のように作られたミニチュアです。
長野県内唯一のホビーメーカーで諏訪市に本社を置く「ピーエムオフィスエー」が企画から生産、販売を手掛けています。
ピーエムオフィスエー新井さとみ取締役
「こちら真ん中にありますのが実際に金型と呼ばれる製品を作り出すための型になります」
先週、観光業や報道関係者向けに「工場見学ツアー」が公開されました。
ピーエムオフィスエー山口晃 社長
「ものづくりにはこんな流れがあるんだよっていうのを見ていただければいいかなと思いますけどね」
山口社長は諏訪地域で古くから盛んな「ものづくり」が観光の1つになればとこのツアーを企画しました。
仕事内容を説明する動画のほか、製造工程を間近で見ることができます。材料を溶かして金型に流し込みプラスチックを成形する様子も。
この加工機では銅の棒で、鉄を溶かしながら細い穴を空けます。じっと見ながら0.01ミリ単位で調整する難しい仕事。
「人」がものづくりを支えています。
ピーエムオフィスエー山口晃 社長
「最後はマンパワーですよね。どんないい機械使ってもどんなにいいCAD使ってもやっぱり最後はマンパワー人間の頭がどう考えるかっていうところが大事なんですよね」
小口ディレクター「体験させていただきたいと思います」
工場見学ツアーではその場で撮影した写真で諏訪姫のアクリルキーホルダー作りが体験できます。
山口社長は見学を通して、子どもたちが「ものづくり」に関心をもってくれたらと期待しています。
ピーエムオフィスエー山口晃 社長
「将来の仕事の選択肢として製造業もありかなと言うふうに思ってもらいたいと思います」
工場見学ツアーは7月から予約制で開催されます。