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6月26日、JA徳島県は、美馬市で運営する葬祭場に勤務していた元男性係長が、約6年半にわたって少なくとも1992万円を横領していたと発表しました。
(JA徳島県 橋本浩代表理事組合長)
「当組合の元職員による業務上横領でございます。多大なるご迷惑をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます」
JA徳島県によりますと、横領していたとみられるのは、JA美馬市葬祭場に勤務していた40歳代の元男性係長です。
利用者から葬儀代金を受け取った後、受け取った額より少ない請求書を偽造し、差額を横領していたとみられます。
2017年9月から2024年3月にかけ、少なくとも208回、総額は1992万円に上るということです。
利用者から委託された税理士の照会を受け、職員が調べたところ発覚しました。
発覚は6月12日で、17日と18日に本人へ聞き取りを行いましたが、翌19日に家族から直属の上司へ、本人が死亡した旨の連絡がありました。
横領した金の使い道については、当事者が亡くなったため不明としています。