岩瀬洋志&⼩⻄詠⽃が“クーデレ”な先輩と天然で方言男子の後輩を熱演! 「タカラのびいどろ」会見レポート

BS朝日ほかで7⽉1⽇にスタートする「タカラのびいどろ」(月曜午後23:24)の制作発表会見が行われ、ダブル主演を務める岩瀬洋志⼩⻄詠⽃が登壇した。

「タカラのびいどろ」の原作は、「ディアプラス」(新書館)で連載中の鈴丸みんた氏の人気漫画。クールでイケメンな先輩・志賀宝(岩瀬)と、天然な方言男子の後輩・中野大進(小西)が織り成すピュアなラブストーリーだ。共演者には三原羽衣、下田彩夏、山田健人、笠間優里、浅見和哉、水瀬紗彩耶、佐野岳、松澤一之、西尾まりが名を連ねる。

岩瀬と小西は今回の作品が初共演とのことで、お互いの印象を聞かれると、岩瀬は、「(小西くんは)優しいお兄さんというイメージがすごくあって、本の読み合わせの時から、サポートしてくださいました。僕の方が実際は年下で、撮影中も最初は、敬語だったんですけれど、役の中では、僕が先輩で年上なので、途中で『敬語じゃなくていいよ』と言ってくれて、それからため口で話すようになりました」と小西の気遣いから、仲良くなれたことを告白。

また、小西は、岩瀬の印象について「ほんとにイケメンだなと。なかなか人生で、ここまでの“美”に出会ったことないなと思いました。それでいて、まだ二十歳なのにすごくしっかりしていて…。でも、仲が深まっていくうちに、二十歳らしいかわいい一面とかも見えてきたのが、うれしいなと思いました」と話し、1カ月半に及ぶ撮影の中で、第一印象とはまた違った一面が見えてきたことを教えてくれた。撮影期間中は、一緒に焼肉に行ったり、撮影の終わりに、2人でラーメンを食べに行ったりして、親睦を深めていたという。

登山サークルの先輩・後輩という役柄のため、山での撮影も多かったようで、撮影での印象的なエピソードを聞かれると、岩瀬は「僕らが“雨男”だったからか、雨が多かったですね。逆に、晴れた日はすごくうれしい気持ちになりました」と振り返り、小西も「撮影の3分の2くらい雨だったよね(笑)」と続けた。そんな山の変わりやすい天気の中での撮影が、かえってスタッフやキャストの団結を強くさせていたのだそう。

また、岩瀬は自身の役柄について、「志賀宝っていう役は、第三者の目からみたら、すごくぶっきらぼうで、そっけなくて、“クーデレ”っていいますけど、“デレ”な部分があんまり見えないクールな先輩かなと思います。ただ、そうなってしまったことに、一つずつ理由があって、小さい頃の記憶や周りの環境などいろいろなことが関係しています。大進が現れたことで、さらに影響されていく宝と大進との関係性を描いているのがこの作品だと思います」と語り、演技では特にクールな“目元”を意識して、演じていたことを明かした。

一方、小西は「大進は、宝とは真逆なのかなと思います。すっごくふわふわしていてかわいらしいんだけれど、実はものすごく心(しん)が強くて…。なので、普段は人と目も合わせられないんですけれど、大事なことをいう場面では、真っすぐ目を見てしゃべる。あとはやっぱりこの作品は、大進の成長物語でもあるのかなと思ったので、全体を通してどのように成長のグラデーションを付けるかを意識しながら演じました。また、撮影では、大進が話す博多弁にも苦戦したのですが、方言指導の先生が丁寧に教えてくださって、撮影中盤には、プライベートでも自然に博多弁がでてくるようになってきました」とコメント。岩瀬も、小西の博多弁について「台本でセリフを確認しながら、毎回すごく頑張っているなと思っていました」と思い返していた。

また会見では、オープニング主題歌を務めるclaquepotと、エンディング主題歌を務めるandropから、それぞれ映像にてサプライズでコメントが寄せられたほか、日本放送に合わせて240以上の国と地域での配信が決定したことが発表された。2人は、240という配信される国の数に想像ができない! と驚きながら、より多くの国の人に自分たちの作品が届けられることを喜んだ。

最後に、ドラマを楽しみにしている視聴者に向け、「この夏は、ぜひ、たくさんキュンキュンして、作品を楽しんでいただければと思います!」と小西は、はにかみ、また岩瀬は「2人で毎日、いろいろ考えて話し合い、スタッフの皆さんと一緒作り上げてきた作品なので、多くの人に見てもらいたいですね。この夏はこれまで以上に、(「タカラのびいどろ」を観て)心が温まる夏にしていただきたいです」と語り、笑顔で会見を締めくくった。

「タカラのびいどろ」は、BS朝日、テレビ神奈川、RKB毎日放送、HBC北海道放送、CBCテレビで放送されるほか、Leminoで、7月1日午前10時から見放題独占配信が行われる。

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