NEXCO・県警が注意呼びかけ “雨の日のスリップ事故”にご注意!

梅雨入りした県内は、このところぐずついた天気が続いている。こうした中、鶴岡市では26日、NEXCOや県警が合同でグッズを配り、スリップ事故への注意を呼びかけた。

これはNEXCO東日本と県警察本部が、スリップ事故に対して注意を呼びかけようと、雨で路面が濡れることが多い梅雨の時期に合わせて実施したもの。呼びかけが行われた鶴岡市の湯殿山ICでは、雨が降りしきる中、照明灯やパンフレットなどグッズが入った袋を配りながら、通行する1台1台の車に注意を促していた。

(呼びかけ)
「交通安全キャンペーンです。安全運転でお願いします。お気をつけて」

雨によるスリップはタイヤと路面の間に「水の膜」ができることが原因で、さらに視界も悪いことから大きな事故に繋がる恐れがある。県警察本部によると、県内の高速道路では過去5年に10件のスリップ事故が起きていて、このうち半数の5件が追突だという。

(NEXCO東日本鶴岡管理事務所・横田武所長)
「雨の日については通常の車間距離の倍を取ることが安全には有効。制限速度の中で車間距離を取れば雨の日は安全に走行できる」

梅雨入りした県内では雨の日が増えていて、改めて運転には注意が必要だ。

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