妻と子供2人を殺害した罪に問われる…44歳父親が裁判で「自分が死ぬこと願ったので量刑を軽くとは思わない」

愛知県犬山市などで2022年8月、妻と子供2人のあわせて3人を殺害した罪に問われている父親の裁判で6月26日、被告人質問が行われました。

田中大介被告(44)は2022年8月、愛知県扶桑町の自宅で、妻の智子さん(当時42)の首を絞めて殺害したうえ、犬山市内に停めた車の中で長女の千結さん(当時9)と長男の十楽くん(当時6)を殺害した罪に問われています。

これまでの裁判で田中被告側は、起訴内容を認めたうえで「犯行当時、心神耗弱だった」と主張していました。

26日の被告人質問で田中被告は「自殺しようとしたが、死ねずに出頭した」などと説明、裁判員から刑を軽くしてほしいか問われると「自分が死ぬことを願ったので、量刑を軽くしてもらおうとは思いません」と答えました。

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