『クリミナル・マインド』リード役マシュー・グレイ・ギュブラー復帰の可能性は?ショーランナーが語る

2005年より15シーズンにわたって放送された人気犯罪捜査ドラマ『クリミナル・マインド FBI行動分析課』。そのリバイバル版となる『クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪:エボリューション』には、オリジナル版から主要キャストの多くがカムバックしたが、ショーランナーが続投しなかったメンバーの復帰や、リバイバル版で中心となるヴィランについて語っている。

(以下、シーズン17のネタバレが含まれます)

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リードの復帰は大歓迎

米Colliderのインタビューにショーランナーのエリカ・メッサーが応じ、スペンサー・リード役のマシュー・グレイ・ギュブラーがカムバックする可能性について答えた。

「分かっていますよ。彼のことが大好きだし、シーズン1は彼が自分のプロジェクトを抱えていたから、都合がつかずに出演できなかったんです。その後に、もしかしたら実現したかもしれないのにストライキが起きて、シーズン17に彼が出演できないという同じパターンに陥ってしまいました。ですが、私たちは彼のことが大好きだし、いつでも彼の復帰は大歓迎です。実現には運が必要ですが、彼のことを慕っていますからね」

残念ながらシーズン16~17ではマシューの出演は叶わなかったが、タイミングさえ合えばカムバックの可能性は低くないようだ。

ヴィランのカムバック

通算でシーズン17となる『エボリューション』シーズン2では、シーズン1でBAU(行動分析課)チームの前に立ちはだかったシカリウスを率いるイライアス・ヴォイトが再登場したが、それは最初から意図していたのだろうか? その質問にメッサーは、毎シーズンごとにヴォイトのような異なる悪役が登場することになるだろうと考えていたが、ヴォイト役のザック・ギルフォードに出会って全てが変わったと振り返っている。

「このキャラクターを演じる彼に凄く説得力があったので、“ここには、もっと伝えられるストーリーがある。彼はすごく複雑だ”と思いました。彼がチームにしたことを思うと、まだ彼とは決着がついていないと考えたんです。彼はズル賢くて、“ゴールドスター”を餌に(副長官の)ベイリーをおびき出し、彼を殺しました。では、ゴールドスターとは一体何を意味するのでしょうか? その疑問が今シーズンをもたらしたのです。ですから、シーズン16の始めには全く予想していなかったのですが、シーズン16半ばぐらいには、“彼がここにいる以上、彼を残さなくちゃ”と考えるようになりました」と回答。

ヴォイトのカムバックは計画的ではなく、状況を判断しつつ決めたことだと答えた。

『エボリューション』で復活した『クリミナル・マインド』の人気は勢いを増すばかりで、すでにシーズン18への更新が決定している。シーズン17は、米Paramount+にて配信中。日本ではシーズン1~16がディズニープラスにて配信中。(海外ドラマNAVI)

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