日本、U18女子アジアカップのグループ第3戦は中国に敗戦…220センチCに44得点を献上

6月26日に中国の深センで「FIBA U18 女子アジアカップ2024」グループ第3戦が行われ、U18女子日本代表が中国代表と対戦した。

2連勝の日本は第1戦同様、曽根妃芽香(拓殖大学)、田中こころ(ENEOSサンフラワーズ)、東小姫、谷口憂花(ともに白鷗大学)、平山真穂(筑波大学1年)が先発出場。グループ1位をかけ、登録身長220センチのチャン・ツーユーを擁する中国に挑んだ。

過去2試合とは異なり、試合序盤から追いかける展開。第1クォーター残り3分55秒から田中、東、山田英真(山梨学院大学)の連続得点で8点ビハインドを追いついたものの、終了間際に3ポイントシュートを決められた。

第2クォーターもインサイドで苦戦を強いられたものの、9点ビハインドで迎えた残り4分10秒に鈴木花音(筑波大)がドライブから“3点プレー”を成功させると、田中が3ポイント。点差を離されても平山、堀内桜花(シャンソン化粧品シャンソンVマジック)の得点で食らいつき、41-44と3点ビハインドで試合を折り返した。

第3クォーターは序盤からチャン・ツーユーを止められず、開始4分43秒の時点で47-62と15点ビハインド。その後も2ケタ点差のまま試合が進み、57-71と14点のビハインドを背負った。

40センチ以上の差があるビッグマンを止められず [写真]=fiba.basketball

開始2分5秒に20点差まで広げられた第4クォーターは、タイムアウト後に堀内と松本莉緒奈(関西外国語大学1年)が連続得点をマーク。平山も続き、11点差まで追い上げた。チャン・ツーユーがコートに戻った中盤以降は再び中国のペース。最後まで攻めの姿勢を見せたものの、逆転には至らず最終スコア81-97で敗れた。

日本は田中がチーム最多28得点7アシストを挙げ、堀内が14得点、松本が11得点を記録。チャン・ツーユーには22本中20本のフィールドゴール、5本中4本のフリースローを決められて44得点を与え、14リバウンド5アシスト2スティールの活躍を許した。

なお、日本は28日に行われるチャイニーズ・タイペイ代表との準決勝進出決定戦に進む。

■「FIBA U18 女子アジアカップ2024」グループ第3戦 試合結果
日本 81-97 中国
JPN|20|21|16|24|=81
CHN|23|21|27|26|=97

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