浦和・名古屋サポが批判合戦「試合中の指笛うるさい」直前に観戦マナー補足も…

浦和レッズのサポーター 写真:Getty Images

明治安田J1リーグ第20節の名古屋グランパス対浦和レッズが、今月26日に豊田スタジアムで開催。指笛に関する観戦ルールが試合直前に補足されたこともあり、指笛を巡り両クラブのサポーターによる煽り合いや批判の応酬が発生している。

名古屋公式サイトに掲載されている「スタジアム観戦様式」では当初、2024シーズンの豊田スタジアムで開催されるホームゲームでは、指笛での応援が禁止されていた。Xで一時「指笛禁止」がトレンド入りするなど注目が集まる中、名古屋は試合当日になって「指笛に関しての考え方を明確とするよう、表現を改めさせていただきました」と断った上で、「競技に影響があると見受けられた場合、係員より行為の中止をお願いすることがございます。ご協力ください」と案内している。

この名古屋側のアナウンスもあり、Xでは試合前に指笛が飛ぶアウェイゴール裏の様子が10秒程度の動画によりアップされている。また、試合中にも指笛が鳴っていただけに、「ホームゴール裏の指笛がうるさい」「指笛するなよ」「名古屋さん指笛聞こえるよ」「世界一気持ちいい指笛会場だった」「浦和サポーターも指笛できて良かったね」といった投稿が見受けられるなど、両クラブのサポーターによる“指笛論争”が湧き起こっている。

両クラブの対戦カードでは、昨年8月3日の天皇杯4回戦における浦和サポーターの暴徒化をはじめ、問題行為が頻発。今年4月28日に埼玉スタジアムで開催されたJ1第10節では、「原爆」というワードによる誹謗中傷投稿の応酬が議論の対象となっていた。

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