「夏はアッサリしたものじゃないと嫌だ!」【お弁当に文句を言うモラ夫】に → 妻が出した答えは?

お弁当作りって、何かと手間がかかるものですよね。特に夏場は衛生面でも気を遣いますし、毎日のお弁当作りに苦労している人も多いのではないでしょうか。今回はそんな苦労も考えず文句を言ってきた夫のエピソードを友人が聞かせてくれました。

毎日作るのはなかなか大変

私は都内で正社員として働きながら子どもを育てているワーママです。
毎日目が回るほど忙しいのですが、去年子どもが小学校に入学してからは給食になり、少し楽になりました。
子どもが通っていた幼稚園は給食がなかったので、毎日のお弁当作りが大変だったのです。

しかし、やっとお弁当作りから解放されたと思ったのも束の間、今度は夫が「お弁当を作ってほしい」と言い始めました。

苦労を知らない夫は?

毎日コンビニ弁当や外食をしていたら太ってきてしまったので、私に作ってほしいと言うのです。

仕方なく早起きして夫のお弁当を作り始めたのですが……その苦労を知らない夫は、私が作ったお弁当に文句ばかり!
感謝の言葉もないまま「夏なのに唐揚げとかやめてくれよ。もっとアッサリしたおかずじゃないと食べられない」「夏バテ気味だからとにかくアッサリにして」と注文までつけてくる始末です。

「アッサリ」ね、分かりました♡

「こっちだって忙しい中作ってあげてるのに……!」と思いイラッとした私は、ついにお弁当で夫に反撃することに!

「アッサリがいい」と言う夫の要望を叶え、白ごはんに梅干をのせただけのお弁当や、茹でて冷やしたうどんを詰めただけのお弁当を毎日用意し続けたのです。

1週間後、夫の反応は

毎日毎日そんなお弁当を続けた結果、さすがの夫も「アッサリだけでは無理……」と思ったのでしょう。1週間で音を上げて、「ごめんなさい、作ってもらえるだけありがたかったです」と謝罪してきました。

それからは私もあまり無理をせず、作れる日だけ作るようにしています。夏バテ気味で食欲がわかない気持ちも分かるので、簡単な麺料理といったメニューを取り入れながら、私も夫もwin-winなお弁当生活を目指すように。
夫もお弁用作りの大変さを少しは理解してくれたのか、お弁当の中身に文句を言うことはなくなり、感謝の言葉も言ってくれるように。また、私が作れなかった日は自分でおにぎりを握って持っていったりするようになりました。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの

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