「静学の古川が帰ってきた」 J1有望株ドリブラーの60m独走弾に驚愕「信じられない」

古川陽介が60m独走弾【写真:徳原隆元】

古川陽介が今季初ゴールをマーク

ジュビロ磐田は6月26日、J1リーグ第20節で東京ヴェルディを3-0で下した。後半アディショナルタイムには、プロ3年目のMF古川陽介が相手を複数抜き去る衝撃のドリブル弾を披露している。

ホームのヤマハスタジアムで行われた一戦は、後半6分に磐田がオウンゴールで先制。その10分後にはFWマテウス・ペイショットの追加点が決まり、2-0と相手との点差を広げる。後半9分からピッチに立った古川が特に際立ったプレーを見せたのは、後半アディショナルタイム5分だった。

自陣でボールを受けた古川は左サイドへ向かって一気に加速。相手3人を引き付けると、相手DF宮原和也とFW見木友哉の間を中への切り返しで突破する。そのままペナルティーエリア内へ仕掛け、右足のコントロールショットでネットを揺らした。

高校サッカー界の名門・静岡学園でドリブラーとして名を馳せた古川の真骨頂。今季初ゴールにもなった一撃に、本人もピッチで大胆に喜びを表現した。SNS上ではこの60m独走弾に「これがみたかった」「やっと覚醒」「信じられない」「静学の古川が帰ってきた」「選手権思い出した」と絶賛の言葉が溢れている。

また、「三笘やん!」「ネクスト三笘」と、2020年11月18日に行われたJ1リーグ第30節で、当時川崎フロンターレに所属していた日本代表MF三笘薫が披露したロングドリブルの姿を思い浮かべたファンもいたようだ。(FOOTBALL ZONE編集部)

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