【西武】松原聖弥が幻の〝サヨナラ打〟 日本ハム・五十幡が背走「ザ・キャッチ」

西武・松原聖弥

西武は26日の日本ハム戦(県営大宮)に延長12回の末、2―2の同点引き分け。今季68試合目で初のドローゲームとなった。

最後は延長12回二死一、二塁でトレード移籍後、「1番・右翼」でスタメン出場した松原聖弥外野手(29)にサヨナラのチャンスで6度目の打席が回ってきた。

日本ハム8番手・山本のシンカーをとらえ前進守備の外野を超えたかに思ったが、日本ハムの左翼手・五十幡がこれを背走で追って、最後は落下点にグラブを突き出しスライディングキャッチ。このミラクルな「ザ・キャッチ」が決まり西武はサヨナラのチャンスがついえた。

試合後、渡辺久信監督代行(58)は「あそこまでいったら勝ちたかった。武内は調子は良くなかったが、よくゲームを作ってくれた。(松原は)1打席目もよかったし最後も惜しかった。今後も期待している。(10回の走塁死については)あそこは判断的に難しかった。あれはしょうがない」とポイントとなった場面を振り返っていた。

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