酒気帯び運転で事故 骨折などのけがをさせるも海外逃亡 日本に戻ってきた男を15年後に逮捕=静岡

15年前に酒気帯び運転で事故を起こし、海外に出国していたコロンビア国籍の男が6月26日朝、静岡県警藤枝警察署に逮捕されました。

自動車運転過失傷害と道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで逮捕されたのは、コロンビア国籍で住所不定の派遣社員の男(40)です。

警察によりますと男は、2009年5月17日午後5時半頃、静岡県藤枝市の片側一車線の道路で乗用車を酒気帯び運転し、対向車と衝突する交通事故を起こし、相手の車に乗っていた当時36歳の男性と、当時34歳の女性にけがをさせた疑いがもたれています。車の前の部分がぶつかり、男性は右肩の骨を折るなどし、女性は胸の骨を折るなどしました。

逮捕された男は、事故直後に現場で警察の質問に答えるなどしていましたが、男もけがをしていました。その後、事故の処理手続きが終わる前に海外に逃亡したということです。

男は2023年7月に日本に戻ってきていて、警察が親族の家の近くで男を発見し、事故から15年後の2024年6月26日の逮捕に至りました。

男は「間違いありません」と容疑を認めているということです。警察は、日本に戻ってきた理由などを含めて調べています。

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