1ドル=160円超え下落に「高い警戒感」…財務官発言後も円安進む

円相場が1ドル=160円を超えて下落していることについて、財務省の神田財務官は、記者団の質問に答え、高い警戒感を示しました。

財務省 神田財務官

「最近の急速な円安の進行に関しては、深刻な懸念を有しておりまして、高い警戒感を持って市場の動向を注視しております。その上で行き過ぎた動きに対しては、必要な対応をとってまいります。」

円相場は、財務官の発言が報じられた後もじりじりと円安が進み、およそ37年6か月ぶりの安値となっています。

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