「ブルーモーメント」最終回に続編?映画化? 晴原が出した答えにざわつく

最終回よりヘリに乗り込む晴原(山下智久) - (C)フジテレビ

山下智久主演のフジテレビ連続ドラマ「ブルーモーメント」(毎週水曜・22時~22時54分)が26日に最終回を迎え、山下演じる主人公・晴原柑九朗が出した“答え”が反響を呼び、「続編ありき?」「映画化?」との声もあがった(※一部ネタバレあり)。

15分拡大で放送された最終回では、前話に続き晴原らSDM(特別災害対策本部)が観測史上最強クラスの台風に立ち向かうさまが描かれた。冒頭ではSDMの現場で初めて一般人の死者が出る絶望的な状況から始まり、レスキュー隊員の園部優吾(水上恒司)、医療班の汐見早霧(夏帆)、ドライバー兼料理人の丸山ひかる(仁村紗和)、情報班の山形広暉(岡部大)らがあらためて自然の中で人は無力であり、なにげない時間が突然奪われる災害の恐ろしさを思い知りながらも晴原の指揮のもと、それぞれ「今できること」に全力で取り組んでいった。

台風は風と雨の被害の大きさによって「風台風」と「雨台風」に分かれるといい、今回は「風台風」のケース。風で飛ばされたバイクがマンションの3階の窓を突き破るなど、強風が生みだす想像を絶する災害描写にSNSでは「そんなことあるのか」「やばすぎる」と衝撃が走るなか、晴原の助手である雲田(出口夏希)の身に危険が。幼い兄妹を避難させようとSDMの指揮車両に乗り込むも車ごと吹き飛ばされ、崩落したビルに押しつぶされる惨事に。雲田の誘導のかいあって兄妹はシートベルトを着けていたため無事だったが、雲田は息絶え絶えの状態となり、視聴者は刻一刻と危険が迫る3人の行く末をかたずをのんで見守ることとなった。

晴原が3人を救助するための前代未聞の作戦、消防班の佐竹尚人(音尾琢真)や警察班の沢渡満(橋本じゅん)らも加わった連携プレー、タイトル回収のラストシーンもさることながら、視聴者を最も驚かせたのが、その数か月後に総務大臣・立花藍(真矢ミキ)からSDMの正式運用を告げられたときの晴原の答え。SDMの命がけのミッションを見守ってきた視聴者たちから、その答えに「え?」「なんで」「大団円と思ったら」と疑問の声が続出し、続編制作との見方も。

なお、ドラマの公式によると今後も最終話のオフショットやクランクアップコメントを投稿予定だという。(石川友里恵)

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