【尼崎ボート・SGグラチャン】石野貴之 2コース差しで日またぎ連勝もトーンダウン

石野貴之

ボートレース尼崎のSG「第34回グランドチャンピオン」は26日、予選2日目が行われた。
石野貴之(42=大阪)が3Rで2コースから差し切って1着。初日10Rのイン戦に続き、日またぎ連勝も舟足に関しては不満顔だ。

前検こそ「タイムがめちゃいいし、スリットにも余裕があった」と爆発を予感させたが、いざレースになると「足は普通。まだ特徴とかはない。前検の感じはなかった」とトーンダウン。リズムに乗れない今年は、直前の地元・住之江GⅠ68周年記念でも好素性機を手にしながら仕上げ切れず、準優敗退に終わっている。

今節はライバルがセット交換で続々と成果を上げる中、石野はまだ本体に手をつけていない。ここまで着順は6、1、1着と貯金があるとはいえ、3日目は5、6枠の外枠デーだけに何らかの整備に打って出るのか――。次の一手に注目したい。

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