アフリカのケニアで起きた、増税法案への反対デモで、警察との衝突で死者が少なくとも23人に上り、約300人が負傷しました。
ケニアでは、物価高騰が進む中、大幅な増税法案を政府が提出したことに抗議するデモが各地に広がっていて、首都ナイロビでは25日、暴徒化したデモ隊が国会に乱入しました。
ロイター通信によると、警察による発砲などで少なくとも23人が死亡し、約300人が負傷しました。
各地での抗議活動を受け、ルト大統領は26日、議会で可決した増税法案に署名しないと発表、法案は撤回されるとみられています。