【中日】チャンスにあと一本が出ず引き分け立浪監督「点が取れるようにやっていくしかない」

6回、同点本塁打の細川(左)を迎える中日・立浪監督

中日は、26日の阪神戦(甲子園)に延長12回、1―1で引き分けた。先発・涌井秀章投手(38)は6回4安打1失点と好投したが、勝ち星にはつながらなかった。

中日は1点を追う6回二死から4番・細川が阪神先発・大竹の140キロ直球をフルスイング。打球は右翼席ポール際に飛び込む9号ソロ本塁打となり同点に追いついた。「打ったボールはストレートだと思います。打球が切れなくてホッとしました。追い付けてよかったです」と細川は安堵の表情を浮かべた。

中日は12回に一死満塁のチャンスをつかんだが、カリステが遊ゴロ併殺に倒れて勝ち越しならず。「投手は本当によく踏ん張ってくれた。勝ちたかったゲームで、最後はゲッツーになりましたけど。投手が踏ん張っている間に点が取れるようにやっていくしかない。もう少し踏ん切りをつけてやっていくしかない」。なかなか点を取れない打線に立浪監督も悔しそうな表情だった。

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