『007』ロジャー・ムーアの墓が破損被害に

ロジャー・ムーアの墓が破損被害に遭ったという。映画「007」シリーズのジェームズ・ボンド役で知られたムーアのファンが先週、モナコのラ・コルにある高級墓地を訪れ、2017年に89歳で死去したムーアの墓石を示す盾をモチーフにした家紋を探していたところ、それが「剥ぎ取られていた」ことを発見したとTMZが報じている。

このファンは、そのようなことをする人がいることにショックと同時に怒りを覚えていると話している一方、地元当局と同墓地は、これまでに「破壊行為の通報」はなく、墓石の破損については知らなかったという。

英作家イアン・フレミングの小説を原作とした同シリーズで、ショーン・コネリーからボンド役を引き継いだムーアは、1973年の『007/死ぬのは奴らだ』から1985年の『007/美しき獲物たち』までの7作品で同スパイ役を演じた。

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