内山会長退任へ 連合茨城 後任人事は未定

連合茨城の内山裕会長

連合茨城の内山裕会長(60)が任期1年を残して退任する見通しであることが26日、分かった。内山氏は現在4期目で、同日、中央労働金庫茨城県本部の常務理事に就任。労働金庫法で政治的な中立が求められることから、10月の定期大会で会長を退くとみられる。

同日、都内で開かれた同金庫の通常総会と臨時理事会を経て常務理事に就任した。同法では事業の運営について「政治的に中立」とされており、内山氏は10月まで会長を兼任する一方、政治活動には関わらない方針。後任人事は未定。

内山氏は電機連合出身で会長就任7年目。2013年10月から副会長、17年10月から現職で、昨年10月に再任されている。同金庫県本部の前常務理事は、元連合茨城会長の和田浩美氏が務めた。

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