“史上最強”の呼び声高い男子バレー日本、海外メディアが「最も興味深い」と取り上げた新鋭は

男子バレー日本代表【写真:VNL提供】

最年少五輪メンバーに海外メディアも熱視線

日本の若き逸材に対し、海外メディアからも熱視線が送られている。パリ五輪に挑む日本代表メンバーの特集記事で、チーム最年少の20歳・甲斐優斗に対し「最も興味深い」と取り上げている。

スイスのバレーボール専門メディア「バレーボール・ワールド」は公式サイト上にて、24日に発表された男子のパリ五輪日本代表メンバーを特集。「今シーズンのバレーボールネーションズリーグ(VNL)で良いパフォーマンスを披露した20歳のアウトサイドヒッター、マサト・カイがメンバーに加わったことは、フィリップ・ブランのメンバー選考において最も興味深い点だろう」と、大学生で唯一の代表入りを果たした新鋭を取り上げている。

宮崎県出身の甲斐は身長2メートルのアウトサイドヒッター。23-24シーズンは、専大に所属しながら、フランスリーグ・パリにて武者修行を行った。VNL予選ラウンドでは、東京五輪銅メダルの強豪アルゼンチンを相手に17得点をマーク。サービスエースなどで随所に見せ場を作ると、ブラン監督の信頼を勝ち取り、最終メンバーに滑り込んだ。

記事では続けて「カイは東京オリンピックから戻ってきた8人の選手を含む日本代表チームの中で、わずか5人のオリンピックルーキーのうちの1人となる」と、実績十分の東京五輪経験メンバーに加わる「新戦力」の代表格として紹介した。

世界ランク2位で“史上最強”とも謳われる日本代表の12人。8チームで争われるVNLファイナルラウンドに4位で進出し、現地27日にポーランドで行われる準々決勝ではカナダと対戦する。

THE ANSWER編集部

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