「鏡島弘法」乙津寺境内でマルシェ、7月14日初開催 洋服、雑貨、お菓子など40店出店

「COBOmarket」への来場を呼びかける笠井由子さん(左)と廣瀬舞さん=岐阜市役所

 「鏡島弘法」の名で知られる岐阜市鏡島中の乙津寺(おっしんじ)の境内で7月14日、ハンドメード雑貨などのマルシェ「COBOmarket(コーボー・マーケット)」(実行委員会主催)が初開催される。鏡島地域を盛り上げようと周辺の在住、在勤者が企画した。初回は洋服や雑貨、お菓子などを販売する約40店舗が出店予定で、今後も2カ月に1度のペースで1月を除く奇数月に開催する。

 同寺では、室町時代に始まったとされる縁日が毎月21日に開かれ住民に親しまれているが、近年は屋台や訪れる人の数も減ってきているという。新たに地域の家族連れらが寺に足を運ぶきっかけをつくろうと、鏡島地域を拠点とする六原建設が運営する複合施設「ロクマチ西岐阜」(同市鏡島南)のチーフ笠井由子さんと、ハーブセラピストでマルシェの開催経験もある廣瀬舞さん(同市今嶺)が中心となってマルシェを企画した。

 市役所を訪れた2人は「鏡島という場所を知ってもらい、気軽に足を運んでもらえたら」とPRした。開催時間は午前10時~午後3時。出店者など詳細は「COBOmarket」のインスタグラムで確認できる。

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