ジェシカ・アルバら、米映画芸術科学アカデミーの新規会員候補に

ジェシカ・アルバ、リリー・グラッドストーン、ケイト・マーラが映画芸術科学アカデミーに招待されたという。毎年恒例のアカデミー賞授賞式を運営する同アカデミーは、映画業界を「認識し祝福」すること、若いアーティストに刺激を与えること、映画の歴史を保存することを任務としており、今回19のカテゴリーにおいて487人のアーティストや幹部に新規メンバーへの招待状を送付したことを発表した。ほかには、ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ、キャサリン・オハラ、ジェイソン・クラーク、ティア・カレレ、役所広司、映画監督の山崎貴も含まれている。

今年、同アカデミーは19人のアカデミー賞受賞者と71人のノミネート経験者を招待、新メンバーの56パーセントが米国以外の56の国または地域からの参加となっており、また、41パーセントが社会的・人種的マイノリティのコミュニティ出身者であり、44パーセントが女性であるという。

ビル・クレイマーCEOとジャネット・ヤン会長は、こう共同声明を出している。「世界中から集まった非常に才能のあるアーティストやプロフェッショナルたちは、私たちの映画製作コミュニティに大きな影響を与えてくれました」「あらゆる取り組みを通じて、アカデミーは、映画製作と映画鑑賞への情熱を共有することで、会員、映画産業、映画ファンといった世界中の聴衆を結びつけています」

一方、俳優だけでなく、キャスティング・ディレクター、撮影監督、衣装デザイナー、映画編集者、メイクアップアーティスト、マーケティング・広報、音楽、プロデューサー、プロダクション・デザイン、音響、視覚効果、脚本家などの部門も新規メンバーの招待のカテゴリーに含まれている。

同アカデミーは、「会員選考は、代表性、包括性、公平性への継続的なコミットメントを最優先とし、専門的資格に基づいて行われる」と付け加え、この招待を「受諾した者」が、本年の「唯一の追加」メンバーとなることが記されている。

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