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農林水産省が配信しているWebマガジン「aff(あふ)」で、「たまごとお米で最強コンビ 至極のTKG!」という特集が組まれていました。「至極」と言っても、白米にたまごと醤油をかけて完成するシンプルの極みのようなTKG(たまごかけご飯)。果たして、その先にはいったい何があるというのでしょうか。
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TKGスタイルとは
特集の中では、(一社)日本たまごかけご飯研究所という団体が、たまごかけご飯の作り方「TKG style」というものを提案していました。
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※出典:農林水産省HP
全16種類。私がイメージするTKGとはちょっと違った、洒落たイラストとネーミング。よ~く見てみると…「おや?」と、思ってしまうものまで。これらは、もはやTKGなのか。実にユニークです。
おすすめTKGの3スタイルを試してみた!
この謎多き16種類の中から、3スタイルの作り方が紹介されていたので試してみたいと思います。
〈材料(共通)〉
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・たまご:1個(Мサイズ)
・ご飯:150g(熱々でやや固め推奨)
・淡口醤油:7g(少し甘めがよりおいしい。しじみの出汁醤油もおすすめ)
お分かりの通り、材料自体はいつも通りですが、設定が細かい。私としては、TKGは目分量で完成させるものかと思っていましたが、これこそが『黄金比』というわけなのです。
Style1:Sunrise(サンライズ)
〈作り方〉
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1.溶きたまごを作ります。黄身を箸でつまんで崩し、白身を切るように混ぜるとのこと。
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醤油ご飯をつくります。お茶碗にご飯を盛り、醤油をかけて均一に混ぜるとのこと。ここはスピード重視のようです。
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3.醤油ご飯に溶きたまごを回しかけたら完成!
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「醤油ご飯の夜空に広がる、溶きたまごの朝日!」がイメージの『サンライズ』。
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全体を混ぜていただくようです。先にご飯に醤油を混ぜているからなのか、一体感はありつつも食べる度に味にメリハリを感じます!
Style2:Typhoon(タイフーン)
〈作り方〉
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1.たまごを白身と黄身に分け、お茶碗でご飯と白身をよく混ぜ合わせます。
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2.中央にくぼみを作り黄身を乗せ、醤油を回しかけたら完成。
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「中央の黄身が台風の目のよう!」がイメージの『タイフーン』。
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少しずつ混ぜ合わせながらいただくようです。
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先にご飯と白身を混ぜているので、ご飯が全体的にツルっと食感。黄身の濃さを調整しながら食べられます。
Style3:Full Moon(フルムーン)
〈作り方〉
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1.たまごを白身と黄身に分けます。
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2.白身をメレンゲ状になるまで混ぜます。根気がいります。
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3.お茶碗にご飯を盛り、メレンゲを置いて中央に黄身を乗せたら完成!
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「メレンゲの白身に月のような黄身がふわり」がイメージの『フルムーン』。
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とにかく立体感が凄いので、横からのショットも。
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醤油をかけて崩しながらいただくようです。口の中でも白身が存在感を主張してきます。頑張ってメレンゲを泡立てただけのことがある感動級のTKG。
このスタイルがいつもとは別モノであることを一番実感することができる結果となりました!
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『至極』と名が付くTKG。使用するのはご飯とたまご、醤油だけですが、材料の黄金比や計算しつくされた食べ方に秘訣がありました。たかがTKGと思った人にこそ、ぜひ試してほしい。
文・写真/mayumi