岐阜薬大、個人情報漏れの謝罪メールで再びミス BCC設定せず送信

 岐阜薬科大(岐阜市大学西)のホームページ上でオープンキャンパスの申込者の個人情報が、一時的に他の申込者に閲覧可能な状態になっていた問題で、同大は26日、該当者に謝罪のメールを送信する際に、一部の申込者のメールアドレスが互いに見られる状態で誤って送信したと発表した。今のところ、トラブルは確認されていない。

 同大によると、申し込みフォームの設定ミスで名前や電話番号などが漏えいした該当者320人に職員が報告とおわびのメールを送ったが、メールが届かなかった23人にオープンキャンパス専用のメールアドレスから再度送り直す際、送信先を伏せる「BCC」に設定しなかった。普段使う学内のメールアドレスは自動的にBCCが適用されることから、今回も適用されると職員が思い込んでいたという。

 原英彰学長らが26日、市役所で会見し「2回続いてしまい申し訳ない」と謝罪。今後は全てのメールアドレスをBCCに設定することを徹底する。

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