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茨城県のつくば市議会は26日に開催した予算決算委員会で、電子採決システムを用いた議案の採決を初めて行った。従来の挙手による採決に比べ、円滑な議事進行が期待される。
議会局によると、同システムを使用した採決は同市議会で初めてで、当面は予算決算委員会の採決で用いる。本会議への導入は今秋の市議会改選後に検討していく予定。
この日、委員会にはオンラインも含めて議員24人が出席。議長と委員長を除く22人で、本年度一般会計補正予算案など3議案の採決を行った。
議員はタブレット端末を用いて「賛成」「反対」を意思表示し、採決結果は議員名の書かれてある欄を色分けして示した。委員会室に設置されたモニターにもタブレット端末と同じ画面が映し出された。
電子採決システムについて、五頭泰誠議長は「賛否が拮抗(きっこう)するような場面では、時間をかけずに結果が正確に把握できるので有効だと思う」と話した。