大分市「うーたの里山」でハンゲショウ見頃 28日から観賞会【大分県】

見頃を迎えたハンゲショウと手入れしている神宮司昭夫会長=大分市のうーたの里山
見頃を迎えたハンゲショウ

 【大分】大分市横尾の休耕田を整備した「うーたの里山」でハンゲショウが見頃を迎えている。約2千平方メートルの湿地では、葉が化粧をしたように白く色づいており、保全活動をしている「うーたの会」(神宮司昭夫会長、27人)が28~30日に観賞会を開く。参加無料。

 ハンゲショウは湿地に自生するドクダミ科の多年草で、夏至から11日目の「半夏生」の頃、葉が白くなることから名付けられた。県レッドデータブックで準絶滅危惧種に分類されている。

 観賞会は午前9時半~午後4時。各日とも先着40人に抽選でプレゼントを用意する。29、30の両日は午前10時半から尺八などの演奏会もある。

 神宮司会長(83)は「これだけあるのは全国でも珍しい。とてもきれいなのでぜひ見に来てほしい」と話している。問い合わせは神宮司会長(080.5277.3408)まで。 

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