篠原小学校 町の魅力発信方法考える 区とF・マリノス共同で 横浜市港北区

クイズに参加する児童ら

横浜市立篠原小学校(松久保伸子校長)6年生を対象に6月20日、横浜F・マリノスプロジェクトが始動した。

同プロジェクトは、「F・マリノスが地域に愛されるためには」など、クラブ運営を考えるキャリア教育。元々は同クラブが小・中学校と連携して実施していたが、テーマを広げて「町の魅力発信」について考えることに。「港北区役所の観点からまちづくりの学習ができれば」と、今回から区役所区政推進課と共同で行われる。

区やF・マリノスの特徴をクイズ形式やスライドを使用しながら紹介。

同課の柏崎崇宏課長は「子どもたちは良い街にするためのアイデアを持っている。現在、まちづくりの担い手不足と言われているが、担い手を育てるきっかけに」、(一社)F・マリノススポーツクラブ地域連携本部の芝崎啓さんは「初めて篠原小学校で開催することになり、港北区役所も協力してくれる。児童が篠原や新横浜をどのように魅力発信するか楽しみ」と期待を込めた。

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