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タンスやクローゼットにパンパンの服。「処分しなきゃ」と思っても、なかなか踏ん切りがつかないという人も多いのではないでしょうか。そこで、整理収納アドバイザーみや氏の著書『イツカを手放してイマを身軽に生きる方法』(エムディエヌコーポレーション)より、服を手放す際に「罪悪感」を軽減する3つの方法をみていきます。
服を手放す=「捨てる」ではない
片づけをはじめた当初は、「捨てる」ばかり。でも、「捨てる」となると、ものへの「もったいない精神」から罪悪感を覚えたり、踏ん切りがつかないことも多くありました。
でも、「手放す」=「捨てる」だけじゃないんですよね。いまは、メルカリをはじめとしたフリマアプリも手軽にできるし、買い取りのショップもたくさんあります。
こういったサービスを利用すれば、捨てなくても手放せるし、おまけに利益にもなる。私自身もフリマアプリをはじめて「必要な人にゆずるんだ」という考え方を覚えてからは、ぐっと気持ちがラクになりました。
ただ、フリマアプリでも「手放すのは大変」と感じる一面もあります。「捨てる」は一瞬ですが、フリマアプリは出品用の写真を撮ったり、コメントを入力したり。さらに買い手がつくまで、ものを管理しなくてはなりません。
でも、この手間がかかるからこそ、改めて「服は慎重に選ぼう」「むだに服を増やすことはやめよう」という気持ちになったので、私としては1歩前進です。
筆者が服を手放すときの「3つ」の方法
1.フリマアプリに出品する
私がよく利用するフリマアプリは、「メルカリ」です。出品するときは、商品の写真や詳細を入力、買い手がつくまでの保管や、発送時の梱包も必要です。少々手間と時間はかかりますが思いのほか高値で売れることもあり、売れるかなというワクワク感も楽しみの1つになっています。
それから、購入していただいた方に「ずっと探していた服でした」「大切に着ます」などのメッセージをいただくことも。自分の手元では眠っているだけの服が必要な人の手元にいけば、本来の価値を発揮してくれる。コメントでそれが直接わかるのも、こういったサービスのいい点だと思います。
2.リサイクルショップで買い取ってもらう
リサイクルショップは、持ち込みのひと手間がありますが、逆にいえば手間はそれだけ。買い取り価格はフリマアプリに比べて低いことは否めないのですが、手間が格段に少なく、すぐ手放せる点が魅力です。「フリマアプリに出品する時間がない」「すぐに手放したい」というときは基本、リサイクルショップを活用しています。
また、いまは直接ショップに行かなくても、箱などに詰めた服を宅配業者が回収し、ショップに届けてくれるサービスを実践しているところも多いようです。忙しいときでも、ラクに手放せる便利な方法です。
3.リサイクル回収ボックスを活用する
「ユニクロ」や「GU」などに行くと店頭に自社ブランドの商品を回収する「リサイクルボックス」があります。ここに入れたものは、新たな素材や燃料として再利用されたり、世界中の服が手に入りにくい人たちに届けられます。
着用感やダメージがある服はフリマアプリやリサイクルショップでは値がつかないので、私はこのボックスを活用。社会貢献にもなるので、「捨てる」より気持ちが清々しいです。
私が服の回収に利用しているのは主に「ユニクロ」と「GU」ですが、最近はこういった活動をはじめるブランドも増えているそう。
また、私も利用していますが、古着回収を行う自治体も多いです。
みや
整理収納アドバイザー