BYD、日本でEV新車種「シール」発売

BYD、日本でEV新車種「シール」発売

 【新華社東京6月27日】中国の電気自動車(EV)大手、比亜迪(BYD)の日本法人は25日、日本で3車種目のEV「SEAL(シール)」を発売した。

 東京で開かれた発表会では後輪駆動と四輪駆動の2タイプを販売すると説明。いずれもBYD独自の「ブレード・バッテリー」を搭載し、長い航続距離、高いエネルギー密度、長寿命などの優位性を持つ。後輪駆動モデルは528万円で1回の満充電の航続距離は約640キロ、四輪駆動モデルは605万円、約575キロで、それぞれ7月末、8月末の納車を予定している。

 同社は日本で2023年にスポーツタイプ多目的車(SUV)「ATTO3(アットスリー)」、コンパクトカー「DOLPHIN(ドルフィン)」を相次ぎ発売した。日本市場に積極的に進出し、販売店は現在、55店舗を展開。年内に90店舗まで増やし、2025年末までに100店舗を目指す。(記者/李光正、張伊伊)

 

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