同じ物でも違う味、面白い 村山・ブルーベリー園開園

きれいに色づいたブルーベリーを収穫し、味わう子どもたち=村山市白鳥・大沼ファームブルーベリーガーデン

 ブルーベリー狩りを楽しめる村山市白鳥の「大沼ファームブルーベリーガーデン」(大沼清孝代表)が26日、開園した。地元の子どもたちはきれいに色づいた実を収穫し、さまざまな種類を食べ比べていた。

 広さ30アールの敷地で17品種、約300本を栽培。今年から地元の戸沢小(村田紳校長)の4年生が作った看板を設置し、味の特徴などを分かりやすく紹介している。雨が少なく、例年より少し小ぶりで甘味が強いという。

 開園式には戸沢小の3、4年生計23人と住民らが参加した。児童たちは熟したブルーベリーを次々に口に運び、笑顔に。ともに3年の奥野杏菜さん(8)は「甘かったり、酸っぱかったりいろいろな味があっておいしい」、笹原乙葉さん(9)は「木から摘み取って食べるのは初めてで楽しい。看板を見て選んでいる」と話した。

 収穫体験は8月中旬までの土日祝日で午前9時~午後4時。入園料は約150グラム入る持ち帰りのパック付きで大人千円、中高生500円、小学生以下無料。予約が必要で、申し込みは市観光物産協会0237(53)1351(月曜~木曜の午前9時~午後4時)。

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