止まらない、止められない! 大谷翔平がリーグトップ独走25号 球団記録の10試合連続打点

高く上がった打球を見上げる大谷(ロイター)

ドジャースの大谷翔平投手(29)は26日(日本時間27日)に敵地シカゴでのホワイトソックス戦に「1番・DH」で先発出場し、初回に2戦連続アーチとなる25号を放った。

打った瞬間だった。初回先頭で相手先発は右腕フェディー。フルカウントからの6球目、外角高めの90・9マイル(約146・3キロ)のカットボールを豪快に振り抜くと敵地にもかかわらずギャランティードレート・フィールドは大歓声に包まれた。

角度26度、打球速度113・9マイル(約183・3キロ)の弾丸ライナーはあっという間に右中間席中段に突き刺さった。25号は飛距離437フィート(約133・2メートル)の特大の一発だった。先頭打者弾は2試合連続、今季3本目で通算9本目。10試合連続打点は球団記録だ。

この時点で6月11本塁打、23打点はリーグトップ。10戦8発は24年6月9日から18日に並ぶ自身2番目の量産モードだ。止まらない、止められない大谷。どこまで数字を積み重ねるか。

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