VTuberオーディションで個人情報漏えいの可能性 氏名、電話、SNSなど約7000件が「閲覧可能な状態」

Brave groupが個人情報漏えいの可能性

Brave groupは25日、グループ会社であるバーチャルエンターテイメントが運営する「ぶいすぽ!」が実施した「ぶいすぽっ!JPのオーディション」の応募者約7000件について、個人情報漏えいの可能性があると発表。さらにBrave groupの運営する「Brave group総合オーディション」および株式会社ENILISが運営する「HareVare VLiverオーディション」においても個人情報流出の可能性があることを発表し、謝罪した。オーディション受付は一時的に停止している。

Brave groupは「この度は、漏えい対象者の皆様はもとより、ファンの皆様、関係者の皆様には大変なご迷惑、ご心配をおかけすることを心より深くお詫び申し上げます」と謝罪。「現在、本事案については慎重に調査を続けている最中ではありますが、現時点(2024/6/25 22:00)で判明している情報についてお知らせ申し上げます」と伝えた。

説明によると、同社グループで利用しているクラウドサービス「Googleドライブ」で管理するファイルにおいて、同オーディションの応募者用「Google Form」の回答内容が、同Formの「編集用URL」を知るに至った第三者において、閲覧可能な状態にあったことが25日17時15分に判明した。編集用URLは一般公開されていた状態ではなく、「何らかの形で編集用URLが流出した可能性が高いと考えております」と伝えた。

現在は「アクセス履歴の調査を進行している最中」。「故意による漏えいや不正アクセスの可能性も十分あり得るため、今後、慎重に調査を続けて参ります」とコメントした。

漏えいの可能性については、「ぶいすぽっ!JPのオーディション」応募者約7000件が対象で、6月4日後8時05分から25日後5時50分の期間に発生。氏名や住まい、電話番号、生年月日やSNSなどが閲覧可能な状態にあった。

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