都内首長で最高齢・荒川区の西川区長(82) 今季限りの引退を表明

東京都内の区市町村長で最高齢の82歳となる荒川区の西川太一郎区長が、今期限りで引退する意向を表明しました。

荒川区の西川区長は6月26日の区議会で、「次の世代への道筋を十分に示すことはできたとの思いで、今期をもって後進に道を譲ることとしたい」と述べ、11月の荒川区長選に立候補せず、任期満了とともに引退することを表明しました。

西川区長は都議を4期、衆院議員を3期務め、2004年に荒川区長に就任しました。現在5期目で、都内の区市町村長では最高齢となる82歳です。2011年から2019年まで特別区長会の会長も務めました。

引退を表明した西川区長は20年にわたる区政運営について、「幸せを実感できる地域づくりに多少なりとも貢献できたのではないかと自負している」と話しました。

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