[２６日 ロイター] - 英産業連盟（ＣＢＩ）が２６日発表した６月の小売売上高指数はマイナス２４となり、前月のプラス８からマイナスに転じた。来月もマイナスが予想されている。
ＣＢＩの暫定副主席エコノミスト、Alpesh Paleja氏は、「６月の季節外れの寒さが影響した可能性はあるが、オンライン小売売上高も大きく減少した点が注目される」と述べた。
国立統計局（ＯＮＳ）が先週発表した５月の小売売上高は、４月に豪雨で客足が遠のいた後、５月は小売売上高が大きく伸びた。
ＣＢＩの調査では、７月の見通しを示す指数はマイナス９と予想されており、前月に出た６月予想のマイナス４からさらに低下するとみられている。
調査は５８の小売りチェーンに対し、５月２４日から６月１３日に実施。期間中の５月末には異常な高温が記録された。
