東証、午前終値は3万9286円 反落、下げ幅一時400円超

東京証券取引所

 27日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が反落した。このところ上昇が続いたため、利益確定売りが優勢となった。下げ幅は一時400円を超えた。

 午前終値は前日終値比380円55銭安の3万9286円52銭。東証株価指数(TOPIX)は11.36ポイント安の2791.59。

 平均株価は前日までの3日間で約1000円上げた。急速に上昇した反動で27日は朝方から多くの業種で下げた。

 外国為替相場は円安ドル高が進み一時1ドル=160円台で推移したが、株式市場では政府・日銀による為替介入の可能性が意識された。輸出関連株は軟調で、円安を買い材料視する動きは限られた。

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