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円安の勢いがさらに加速しています。
円相場は一時1ドル=160円台後半と、37年半ぶりの円安水準をつけました。
外国為替市場の円相場は一時、1ドル=160円80銭台をつけ、161円に迫りました。
アメリカで利下げが遅れるとの見方が強まり、日米の金利差拡大が一層意識されています。
円相場をめぐっては、4月末に160円台に突入したあと、政府・日銀が円買い介入に踏み切ったとみられ、再び160円台をつけたことで、市場では介入への警戒感が強まっています。
鈴木財務相は「急激な、一方的な動きは望ましくない。必要に応じて必要な対応をとってまいります」と述べました。
市場関係者からは「節目の160円突破で、円安は止まりにくくなっていて、ペース次第で介入の可能性は高まる」との見方が出ています。