2位通過もファンからは不満…デ・ブライネは声援を呼びかけ「ファンが必要」

ベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ/イングランド)が、ファンに声援を呼びかけた。26日、大手メディア『ESPN』が伝えている。

EURO2024・グループE第3節が26日に行われ、ベルギー代表はウクライナ代表と対戦し、スコアレスドローに終わった。この結果、4チームが勝ち点「4」で並ぶ事態となったが、ベルギーは2位でのグループ突破を果たし、決勝トーナメント1回戦ではフランス代表と対戦することが決まった。

試合後、デ・ブライネは「試合に勝とうとした。得点のチャンスはあったけど、失点する可能性もあったのでコーナーキックではリスクを冒さなかった。失点したらEUROから敗退するからね。チャンスはあったけど、その前に得点をできなかったことは残念だ」と振り返った。

なお、この試合のプレイヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)に選出されたデ・ブライネだが、今大会を通してチームのパフォーマンスに不満だったベルギー代表のファンたちから試合後にはブーイングが発生。また、ファンたちへの挨拶に行こうとした際には、さらに大きなブーイングが浴びせられたことから、デ・ブライネはチームメイトたちに近づきすぎずに引き返してピッチを離れるように促していた。

なぜチームメイトにファンたちに近づかないように伝えたのかと聞かれたデ・ブライネは「ファンたちが必要なだけだ。他に何を言えばいいかはわからない。ファンたちが必要なんだ。この3試合でもファンが必要だったし、フランス戦でもファンが必要だ。それだけだ」と多くは語らず、チームへのサポートを呼びかけた。

【ハイライト動画】ウクライナ代表vsベルギー代表

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