天満屋女子陸上部 倉敷市出身の小原怜選手(33)が退部「感謝でいっぱい」

天満屋女子陸上競技部は26日、2015年世界陸上10000m代表で、駅伝やマラソンでも活躍した小原怜選手(33)が6月30日で退部すると発表しました。

倉敷市出身の小原選手は、興譲館高校時代に全国高校駅伝で1区区間賞を獲得するなど活躍。2009年に天満屋に入ると、翌年には全日本実業団対抗女子駅伝に出場し、天満屋チームの総合初優勝に大きく貢献しました。マラソンでも、2019年の大阪国際女子マラソンで日本人トップの2位となりました。

小原選手は「16年間、恵まれた出逢いの中で多くの貴重な体験をさせていただきました。なかなか思うように結果を出せない時も、声をかけて頂いたり、お手紙を下さった方々に大きく背中を押され、頑張ろうと前を向くことができました。感謝の気持ちでいっぱいです。」とコメントを発表しました。

小原選手は今後も天満屋に残って様々な業務に挑戦しつつ、将来的には市民ランナーとして活動することも視野に入れているということです。

© 株式会社瀬戸内海放送