高齢姉妹から2000万横領疑いの男 姉妹に手紙を書かせ知人と縁を切らせようとしたか 発覚を恐れ

現金を横領された高齢の姉妹が、相談していた知人に「連絡を取らない」と手紙を送っていました。横領を隠すために、介護施設の元社長が書かせた疑いがあるということです。

大阪市鶴見区で、介護施設を運営していた西影由貴容疑者(38)は、利用者で80代の姉妹のキャッシュカードを不正に使い、現金およそ2000万円を横領した疑いなどが持たれています。

警察の調べに、西影容疑者は容疑を否認しています。

去年、姉妹の知人の男性らが警察に相談し、事件が発覚しましたが、男性によると、同じ時期に姉妹から『連絡を取ったりお会いする気もございません』などと書かれた手紙が送られてきたことが分かりました。

警察は、西影容疑者が、男性と姉妹の関係を断ち切り、事件の発覚を免れようと、姉妹に手紙を書かせた疑いがあるとみて捜査しています。

© 関西テレビ